刺身で危険な目にあった話 2024年02月29日 飲食店のバイトで客のオヤジに刺身を提供した際に「本当に新鮮なのか」と、強めにご質問頂いたので、お答えしたが「こちらはもう死にたてです」と、物騒な返答になってしまった。鮮度を重視するタイプの北斗神拳の使い手のようになってしまった。何故「おろしたてです」とい ... 続きを読む
花見で怖い目に合った話 2024年02月27日 切り株に可愛らしく座る鳩をスマホで撮影しようとしたところ、一瞬だけ鳩を写したのち充電が切れ、私の油断し切った顔面がスマホの暗黒画面に映し出された。鳩を見ていた筈なのに、何故自分と見つめ合っているのだろうか。意図せぬ自分との対面は精神衛生的によろしくなかっ ... 続きを読む
玄関ドアを開けたら危険な目にあった話 2024年02月22日 太陽光で回転するプロペラが付いた帽子を被り、試しに日光を浴びようと玄関扉を開けると、丁度何らかの思想団体の勧誘男性がインターホンを押そうとしている瞬間であった。まだ押してもいないうえに中から妙な者が出てきた為、明らかにもう帰りたそうな表情が一瞬垣間見えた ... 続きを読む
小噺【自宅でトラブルにあった話】 2024年02月20日 その日、私は久々の積雪に気分が高揚し、降りしきる雪を眺めながら自室で自作の腰蓑を頭に被り身体を揺さぶっていた。すると、屋根からの雪の落下に伴い大きな音がすると共に家が少々揺れた。これも雪の醍醐味であると思っていると、猫達がわざわざ一階から足を運び、襖の隙 ... 続きを読む
市販の薬で危なかった話 2024年02月15日 ある日、バイト先の休憩室内の入り口に茶色の楕円の何かがおり、皆に戦慄が走った。通らねば店先に戻れぬ位置にいる為、私はプラスチックカップを構え、その後ろでアルバイトの木村が恐怖から泡で包むタイプの殺虫スプレーを握りしめ、その横に店長が両手にスリッパを構えた ... 続きを読む
小噺 【防犯が裏目にでた話】 2024年02月13日 その日、私は勤務先の児童館で行われる防犯教室で参加賞として配られたバナナを素手で引きちぎり真っ二つに分断していた。一本のバナナを左右から均等に引っ張る事により、綺麗に半分に分断できると聞き試してみたところ、本当にその様になった。感動していたところ、気が付 ... 続きを読む
面接で危ない目にあった話 2024年02月08日 二人一組で面接を受ける事になり、待機していると前の組の面接内容が聞こえ、なかなか圧迫気味な面接官であるようであった。 次の方と呼ばれ、気を引き締めドアノブに手を掛け開こうとした瞬間、突然内側から扉が開かれ引っ張られる形となった。 私はバランスを崩し盛大に回 ... 続きを読む
電車で変な臭いがして危なかった話 2024年02月08日 少し変な臭いがするくらいなら問題ないと思っていたら間違いでした。電車で変なオヤジに絡まれているとカメムシが私の周囲を飛び始め、オヤジだけでなくカメムシにまで絡まれる事態となった。オヤジは私を中心に飛び交うカメムシを睨んだ後に、こちらに向かい「お前邪魔なん ... 続きを読む