やーこばなし

露出狂に出会ったり、カツアゲにあったり、等速で動く点Pを逆恨みしたりする話などを書いてます。

2024年09月

高校生の頃、防犯セミナーに参加したが、司会者の胡散臭い中年女性とスタッフ他二人であり、参加者も私を入れて三人しかおらず、既に嫌な予感が漂っていた。痴漢にあった時のシミュレーションとして即興劇のようなものをやらされ、私は強制的に被害者役となった。痴漢役は精 ...
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寝坊し自習に間に合わなかった罰として、私と吉田君は放課後に居残り勉強となった。教室に我々しかいない事を良い事に吉田君が読んでいた漫画を私に託しトイレに席を外している間、通りかかった体育教師が何故か様子を見に教室へ入ってきた。急いで漫画を吉田くんの鞄に戻す ...
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家に大きめの虫が現れた。家族総出で捕獲に努めたが、虫の驚きの跳躍力により返り討ちにあった。その瞬間、私の鼻から何故か猫の毛玉が噴射された。驚愕した。横に居た 父が引いている。猫も引いている。虫は何処かへ消えた。【追記】たまにベットシーツとの摩擦で小さな毛玉 ...
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イベントにて、バイト先で屋台販売するので客寄せの手伝いをする事になり、友人のマサルとオポポイと共に仮装をする事となった。やるからには全力で挑もうと思い、子供に人気である為「カービィーやる」と、申したところ「じゃあ、俺も」「オレも」と、カービィーの密度が高 ...
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私の朝はセバスチャンのいれた一杯のローズティーから始まる。訳:寝起きに全力で蛇口を捻り水道水を飲む。辺りの朝露のきらめきを眺めながら、私はレースのハンカチで口元を拭いた。訳:水道水が辺り一面に飛んだ。  力加減を間違えたのだ。  飲み方も失敗し豪快に口横 ...
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幼少期、祖母の家でカメハメ波の練習に勤しんでいたところ、本日のおやつを告知するホワイトボードに「ゆでた まご」と、書き記されていた。当時山姥を履修済みであった私は震えた。おそらく「ゆでたまご」であるが、当時の私は山姥の恐怖から警戒を解けなかった。祖母は台 ...
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私は新宿駅前でカラフルなオヤジから楽器のカリンバを渡されたので、デタラメに弾いていた。指で弾くタイプの小さなオルゴールのようなその楽器を弾いていると、道行く者は半笑いで通り過ぎ、近くに座る前歯の抜けた酔っ払いジジイからは「へたくそ!」と野次が飛ばされた。 ...
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公園でたまたま居合わせた顔見知りのオヤジにツマミを貰い食べていると「それ鳩の餌だよ」と、言われ戦慄が走った。隣で少年を叱っていた父親の声が止んだ。私は平静を装おうと努めたが「どおりで鳩好みの味だと思いました」などと、鳩の味覚をもつ鳥よりの人間と化しただけ ...
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病院で採血をする事となった。採血台は二つあり同時進行で行われ、私の前にパーマの老婦人と短髪の老婆の患者が席についていた。看護師が準備をしている間、短髪の老婆が自分を担当する若い看護師に「本当はベテランの人がいいんだけど」「痛くしないように、絶対痛くしない ...
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