やーこばなし

露出狂に出会ったり、カツアゲにあったり、等速で動く点Pを逆恨みしたりする話などを書いてます。

2025年11月

児童館用のサンタクロースの付け髭を通販で購入したら何故か立派な中東の髭が届き悩んでいたところ、友人からスーパーで変なオヤジに付き纏われていると連絡がきた。到着すると、友人は確かに不審なオヤジに常に後をつけられていた。 どうしたら良いか分からぬので、とりあ ...
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髪が伸びてきたので、いっその事長髪を楽しむ事にしたが、私のオーダーの説明が下手な為に美容師は毎回私の解読に苦しんだ。美容師の苦労に胸を痛めた。もう苦しまずに済むようスマホに保存したカットモデルの画像を見せ「このような頭にしてほしい」と頼んだところ、美容師 ...
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猫が膝上で喉を鳴らしている。至福の極みであるが、どうしても人間は動かなければならぬ時がある。私は猫のノミダニ防止の薬を取りに病院へ行かねばならぬ。猫には膝上から退去してもらはねばならない。私はその旨を猫に伝えた。何も睨まなくてもと思う。猫の爪は服を離さず ...
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複数人で友人の寺に集まり、お泊まり会をすることとなった。私は夜話用に使用するライト担当であったが、蝋燭は万が一に火が回ったら危険であると禁止されていたのでミラーボールしかなかった。しかも、夜話とは「怖い話」がメインであったらしく急いでスマホで調べ、原文の ...
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自律神経の治療をしていた時「朝陽を浴びると精神衛生上に良い」と訊いたので散歩をしようと玄関を開けると、泥酔したジジイ二人が仲違いし、互いにあらぬ方向の虚空を殴っていた。精神衛生上に悪い光景であった。ジジイの縄張り争いに朝陽の効力が霞んだ。そのうえ、その横 ...
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猫は閃いた。必ずや、かの先住猫の毛繕いをしようと。しかし、猫は毛繕いが下手であった。毛繕いを施そうとした舌が先住猫の目に当たり、目潰しがなされた。奇しくも敬愛の念が戦いの火種を発芽させた。猫は危機を察知する能力は高かった。その判断力が功を成し、先住猫の左 ...
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紅葉が木々を彩る昼下がり。あまりに暇であったので、尻にカスタネットを挟み打ち鳴らしていたところ、振り向くと豪奢なクッションの上に横たわる猫と目が合った。明らかに心を痛めている。音楽の秋といえど、奏者が尻であった事が良くなかったのだろうか。誰もいないと思い ...
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近所のジジイが健康診断に行くことに抵抗し、逃走を果たした。老婆から手を貸すように頼まれたれ、ジジイのアル中仲間達と共に捜索が開始された。いつもの公園で酒でも飲んでいるのではないかと足を運ぶと、まんまと酒を飲んでいた。「なんだ、オレはまだ何もしてねぇぞ」何 ...
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狭い地域で個人経営のコンビニバイトをしていると暖かいお声がけを頂く事が多いが、この日はクーポンの期限も本人もキレているお客様が現れた。割引が効かぬ事に怒る客をなだめようと対話を試みたが「このクソ店員が!」「お客様のおかげです」反射的に褒められた時の返事を ...
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部屋が冷えてきたのでスウェットを着ようと首まで通したが、膝上に鎮座する猫が「猫も人間の衣を着る事は やぶさかではないと頑なに退かぬので、猫ごと着た。ふと、以前SNSで見かけた 服の首元から顔を覗かせる猫画像が思い出され、これを機に私もそのような愛らしい写真を撮 ...
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玉ねぎを切る際に、目が沁みる対策に目出し帽を被ったが、よく考えれば目の部分が開いているので無意味であった。魚を捌いていると、外出中の母から「トイレに行きたいから、すぐ扉を開けて」という電話がかかり、直後にインターホンが鳴った。急いで扉を開くと、そこには母 ...
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よなよなビールでお馴染みのヤッホーブルーイングさんから、クラフトビール「インドの青鬼」と、それに合うカレーが食べられるという招待券を頂いた。私は早速、店のある下北沢へと向かった。駅から徒歩3分だというの迷った。私の重度の方向音痴が火を吹いている。Googleマッ ...
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その日、私は祖母が注文した夏目漱石の小説「こころ」を、代わりに受け取りに書店へと足を運んだ。レジで書店員に伝えたが、何故かタイトルを誤り「夏目漱石の「命」を頂きにまいりました」と、腕に覚えのある刺客のような物言いになった。そのうえ「祖母に頼まれまして」な ...
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いつも使っている猫用のトイレ砂が無くなり、買いに出かける事になった。準備をしている最中、ふと「にゃあ」と呼ばれ視線を上げた。猫が現れた。人間は「出かける旨」を唱えた。猫はヘソを曲げている。猫に人間へのヘイトが溜まった。「にゃあ」と返事をする事も拒否し、猫 ...
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