人は視界に入ったものに無意識にも大きく影響を及ぼされるものである。
突然蟹が宅配され、住所は書いてないが送り主の名が親族の名であった為、家族で喜んで食べるという初夢を見た。
非常に幸先の良い夢であったが、途中から家の中ににTシャツにブリーフ姿の見知らぬオヤジが現れ悪夢と化した。
誰であろうか。
「永吉です」
謎の永吉が現れた。
嫌な初夢であった。
夢ではパンツを履いていたのが唯一の救いである。
しかし一番恐怖したのは、知らぬ間に永吉が私の深層心理に潜んでいた事である。
一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで。
某神隠しの映画の、暖かくも何処か心寂しさを感じさせるこの美しい台詞が、このような形で自分の身に襲いかかってくるとは思いもよらなかった。
これを読んだ皆様は、深層心理にスカートのように長めのTシャツをなびかせるノーパンオヤジが入り込み、初夢などに現れぬようお気をつけ願う。
尚、苦情はブログのコメント欄とXのリプにて受け付ける。
【追記】
夢というのは不思議なものである。
夢で見る場所とは案外子供の頃に見ていた場所であったりする。
何故初夢の話を年末でもないのに書いているかというと、これを読んだ事により皆様の「初夢」には永吉が出ないようにする為である。
何故ならこの初夢の話を友人のオポポイにしたところ、あまりに印象が深かった為か数日後見知らぬオヤジが夢に出たという。
「永吉がどうぶつの森の要領で、お前の夢から俺の夢にやってきた」
と、非常に迷惑そうであった。
初夢でなくて安堵した。
実際には永吉ではないとは思うが、その影響力は絶大である。
厄落としに書かせて頂いた。
今は反省している。
【書籍】
猫達との奇怪な話詰め合わせの本
「尻でカスタネットを奏でたら視線が刺さり震えたが今日も猫は愛おしい」
現在、予約受付中です!
11月29日に発売予定です!!
【Amazon限定特典本】
受付中!!
•初回版の場合はしおり
•壁紙2種類(2025年 3月まで)
【こちらは一冊目と二冊目です!】
○二冊目(NEW)
【電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました】
コメント
コメント一覧 (4)
私のはニンゲンじゃなくて真っ当な動物です。
やーこさんの原点を見たような感慨深い回でした。
yalalalalalala
がしました
昔からずっと・・・
yalalalalalala
がしました
昔からずっと・・・
yalalalalalala
がしました