友人が注文した商品が、手違いにより隣の家に配達された。

誤って開けてしまったと、隣人から商品を受け渡される際に神妙が面持ちで謝罪を受けた。
商品を受け取った後、誤配達はあったもののとりあえず無事に手元に届いて良かったと胸を撫で下ろし段ボールを開封した瞬間
「尻でカスタネットを奏でたら視線が刺さり震えたが今日も猫は愛おしい」
というタイトルの本が友人の視界に現れた。

私の書いた本である。
隣人の神妙な面持ちと
「荷物を勝手に開けてしまい申し訳ない」
という謝罪の言葉に
「見てはいけないものを見てしまい申し訳ない」
という意味合いが色濃く帯び始めた。

本のタイトルを
「尻カスタネット入門」
「尻カスタネットのすすめ」
などにしなかったのは、友人にとって幸いであった。

本を注文してくださった皆さまのもとに、無事に「尻カス本」が届いている事を願う。

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【追記】
我が家もひょっとこの面やムチなどを頼むことが多いので、誤配達され開封されたらおそらく詰む。
しかも、誤配達はわりと多いので恐怖である。

友人に幸あれ!


【書籍】
いよいよ出ました!!
愛猫達や近所の猫達との生活を綴った猫本!!

新作 〜 猫(?)エッセイ〜
「尻でカスタネットを奏でたら視線が刺さり震えたが今日も猫は愛おしい」

【初回本】
  •十筆斎さんのイラストと自分の書いた文字の栞付き

【Amazon限定特典本】
  •壁紙2種類(2025年 3月まで)


【こちらは一冊目と二冊目です!】

○二冊目
【電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました】

電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました
電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました
やーこ
KADOKAWA
2024-04-24


○一冊目
猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました】




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