先住猫は面倒見が良く、後から家族に加わった猫ともよく遊んでくれている。
後から加わった猫はよく甘えたがるので、私は日常的に猫同士が寄り添う微笑ましい光景をよく目にしていた。
この日も後から加わった猫は、先住猫に毛繕いをしてもらおうと甘えた。

あまりに可愛いので私はカメラを構えた。
しかし、よく見たら「早くこいつを何とかしろ」みたいな顔でこちらを見ていた。

微笑ましいと思い呑気にカメラなど向けて
申し訳なかったと思っている。
【追記】
本当は「多頭飼い」という言葉は当てはまらないと思っている。
飼っているという感覚ではなく、共に愛情をもって住んでいる。
しかし、伝わりやすいため敢えてこの題名である。
先住猫のうには、怪我により保護され我が家に来た。
もともとは大学で世話をされていた地域猫のボスである。
そのおおらかさ故に、人からも猫からも好かれる。
とはいえ、その面倒見の良さに甘え、うにだけに負担がいかぬよう気をつけている。

愛らしい大切な私の家族であるからこそ、日頃の感謝を伝え、うにがたくさん甘えられる時間を大切にしたい。
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「尻でカスタネットを奏でたら視線が刺さり震えたが今日も猫は愛おしい」
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