バイト先の児童館で子供の捕まえた虫を預かることになった。
出勤途中、前方によく来館する子供が母親と歩いていた。
「威嚇とかするけど、大丈夫だから!」
「怪しい動きするけど、大丈夫だから!」
「友達のたっくんは泣いてたけど!」
と、子供が虫について力説しており、微笑ましいと思っていたところ、子が振り向き目があった。
「あ、この人が今話してたやーこさんだよ」
虫でなく私の事だった。
母親と気まずい時間が流れた。
【追記】
母親もずっと虫だと思って子供の話を聞いていたので、驚いたとのことであった。
「人間だとは思わなかった……」
と、轢き逃げ犯の供述のような言葉を漏らしていた。
善良な母親達のためにも今後は前方を歩いているのを見かけたら、挨拶しながら全力で走り抜けようと思う。
因みに、たっくんが泣いたのは私が子供たちの喧嘩の仲裁に入ろうと、ハワイの敵を威嚇する踊りを全力で踊ったところを目撃した事が原因である。
因みに、職員も泣いた。
子供達を威嚇するのも程々にしようと思う。

【書籍】
ウロロロロラロッッ ゴアッ‼︎(威嚇)
訳:猫達と近所の不審者達との本を出しています。電子書籍もあります。
◯最新作 変な猫エッセイ
「尻でカスタネットを奏でたら視線が刺さり震えたが今日も猫は愛おしい」
【↑Amazon限定特典本】 •初回版の場合はしおり ※書店に置かれている本でも、初回版ならば付いてきます!!
◯一冊目 変なエッセイ
【猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました】
猫の病院で起きたすれ違い、
カツアゲにあった話など、日常の不審者詰め合わせ。
愛猫の話もあり。
◯二冊目 変人達のレクイエム
【電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました】
変質者と変質者のマリアージュ
勿論電車の中での話以外もあります。
愛猫の話もあり。
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