夜中、コンビニから家へ向かっていると、我が家の玄関扉の前に不審な男が佇んでいた。
以前に防犯教室で大きな声を出すことが重要であると習った事を思い出し、私は男の背後から大声で声をかけたが、声かけの内容まで考えが至らなかった為に
「元気ですかッッッッ‼︎‼︎‼︎‼︎」
猪木のようになってしまった。
元気な不審者が増えてしまった。
しかも、間違っても一人暮らしだと誤解されぬよう機転を効かせたようとしたが為に
「ここは私達の家になります‼︎‼︎ 」
と、男は強制的に私との同棲を強いられる恐怖の事態へと発展した。
不審者はそちらの方であるのに、恐怖に満ちた目で逃げるのはやめて頂きたい。

【追記】
男が逃げる前、家の中では私による猪木の鳴き声を聞いた家の者がドア越しに様子を伺おうと、ドアスコープを覗こうとしていた。
その際にバランスを崩し体当たりがなされ、ガタンと大きな音をたてドアが揺れた。
ーー家に引き込まれて同棲させさせれるーー
男の脳裏にこのような恐怖が過ったのだろうか。
恐怖が最高峰に達したような顔を見せ
「すみません!!」
と叫びながら私の前から走り去った。
そんなにも私との同棲は嫌であったのだろうか。
【書籍】
元気ですかッッッッ‼︎‼︎‼︎‼︎
猫達と近所の不審者の話詰め合わせた本を出しました。
電子書籍もあります。
◯最新作
「尻でカスタネットを奏でたら視線が刺さり震えたが今日も猫は愛おしい」
タイトルの意味は読めば分かります。
「猫と近所の不審者と私」そんな感じの本です。
【↑Amazon限定特典本】 •初回版の場合はしおり ※書店に置かれている本でも、初回版ならば付いてきます!!
◯一冊目 変なエッセイ
【猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました】
猫の病院で起きたすれ違い、
カツアゲにあった話など、日常の不審者詰め合わせ。
愛猫の話もあり。
◯二冊目 変人達のレクイエム
【電車で不思議なことによく遭遇して、みんな小刻みに震えました】
変質者と変質者のマリアージュ
勿論電車の中での話以外もあります。
愛猫の話もあり。
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