やーこばなし

露出狂に出会ったり、カツアゲにあったり、等速で動く点Pを逆恨みしたりする話などを書いてます。

カテゴリ: 雑記

【迷惑なオヤジ】綿毛が殆ど飛ばされたたんぽぽのような頭を撫でとかし、オヤジは今日も外へ出る。道に転がっている空き缶を手当たり次第に蹴り飛ばすので近隣住民が怯える。公園のベンチに座りワンカップを開ける。「あーーーー」と、喉に熱を帯びるアルコールを豪快に発声 ...
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家に大きめの虫が現れた。家族総出で捕獲に努めたが、虫の驚きの跳躍力により返り討ちにあった。その瞬間、私の鼻から何故か猫の毛玉が噴射された。驚愕した。横に居た 父が引いている。猫も引いている。虫は何処かへ消えた。【追記】たまにベットシーツとの摩擦で小さな毛玉 ...
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ボディービル部の友人のサークル勧誘を、謎の中国人ヤンさんと共に手伝う事となった。ヤンさんが誰なのかは知らない。汗だらけの男がポージングを決める暑苦しいポスターであったが、それを首から下げ歩く筋骨隆々の男は更に暑苦しかった。生きる看板と化した友人がムキムキ ...
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夕暮れ時の薄暗さが、草木や紫陽花に影を落とし色深く染めていた。ふと、空を見上げると、並ぶ家々の窓が鮮やかな朱色の空を映している。夏の始まりの美しさに思わず目を惹かれていると窓が開き、美しい空と引き換えに上裸の湿ったオヤジが現れた。目が合ってしまった。オヤ ...
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愛猫うに からの「一緒に庭を見よう」との誘いがあった。心苦しいが、私は忙しい。綿埃を見つめたり、ウクレレで不協和音を量産し部屋の隅で意識を失ったりと、余念がないのだと伝えると、若干語気強めに「にゃー」と苦情を頂いたので、写真の今に至る。このように、大体途中 ...
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昔、母が夢中で観ていた韓国ドラマで「大人になったヒロインの前に、学生時代に死んだと思っていた恋人が記憶と視力を低下させてメガネを掛けて出てきた」という展開となった。ヒロインはあまりにも昔の恋人に似ているので本人ではないかと確かめる為に、何度もメガネを外さ ...
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帰宅した際に、出迎えに来た猫達の視線を独り占めすべく右右左左と腰を左右に振る事をルーティンとしていたが、疲れ過ぎてバイト先の児童館に入館した際に出てしまった。しかも、職員に目撃された。私のプライベートな部分が生晒しとなってしまった。私は精神的に打撃を喰ら ...
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児童館で「はらぺこあおむし」の朗読会を行うことをホワイトボードに書いたが、タイトルを適当に覚えていた為「食べすぎあおむし」と暴食なあおむしと化した。七つの大罪の一つみたいになってしまった。児童館に来ていた近隣の父子とその祖父に、どのようなものかと訊かれた ...
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その日、私は勤務先の児童館で行われる防犯教室で参加賞として配られたバナナを素手で引きちぎり真っ二つに分断していた。一本のバナナを左右から均等に引っ張る事により、綺麗に半分に分断できると聞き試してみたところ、本当にその様になった。感動していたところ、気が付 ...
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【前置き】今回自分の作った雪だるまが幸運な事に注目を集め、複数の取材のお声がけがあった。二度とバズる事はないだろうし折角なので楽しもうと思い、全て「よろしくお願いします」と鼻息荒くお返事させて頂いた。【本編】どこの取材もスタッフの人達が丁寧に質問してくれ ...
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この記事はまだ「X」が「Twitter」だった頃に投稿した雪だるまについて、皆様が呟いた感想をまとめたものです。○集金待ちで凍結したNHK職員(勤めていてるご本人の発言ですが、ご本人は不満気でしたが表現をマイルドにしました。怒らないであげてください。また、不快にさせ ...
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