やーこばなし

露出狂に出会ったり、カツアゲにあったり、等速で動く点Pを逆恨みしたりする話などを書いてます。

タグ:不審者

会議中、ハンカチで汗を拭いていると向かいの席に座っている役員の挙動が明らかにおかしい事に気がついた。訝しげに思いつつ、見つめ合ったままハンカチを広げ顔全体を拭ったところ、己の手に握られているものがハンカチではなく母のパンツである事に気がついた。挙動がおか ...
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スポーツ帰りに酒を嗜み赤ら顔で電車に乗っていると、空き缶が足元に転がってきたので、ホームで捨てようと足元にキープしていた。しかし、寝てしまい、騒がしさに目を覚ますと乗客が何人か困った顔をして一点を意識していた。缶が転がってしまったと瞬時に察知し急いで「あ ...
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【令和ジジイ合戦わんぽこ】近所の犬のペスと同程度に近隣で立ちションをしていくジジイがいた。特に我が家の塀はペスよりもジジイの方が縄張りを主張していた。注意しても改善されずジジイ避けでも仕込もうかと思っていたところ、ジジイの家が何者かによって立ちションされ ...
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【電車で声をかけられ怖い目にあった話】電車に乗っていると、「五百円を貸せ」と乗客に言いまわる不穏な老婆が現れた。案の定断られ続け、老婆の舌打ちは激化し爆発間近である。乗客たちは皺弾丸のロシアンルーレットに怯えた。私と老婆の距離はジョジョに縮まり、今や左隣 ...
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コンビニへ向かう道中、ズボンのチャックが全開の謎のインド人が『不審者に注意』と書かれた立て看板を持っていた。しかし、よく見れば常に国籍をインドに間違われる友人のオポポイであった。お前に注意である。満面の笑みの不審者が不審者への注意を促す、不気味なセルフ防 ...
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目出し帽を被り散歩をしていると、近所の女性に抱きつく不審者がいた。私は何とかせねばならぬと思ったが、久々の分かりやすいタイプの不審者に恥ずかしながら大変動揺してしまった。結果、背後から不審者にそっと抱きつく事となった。「……え」と、不審者の少し高い男の声 ...
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公園を通りかかると小さい子が一人でおり、近くで酒を飲んでいるいつものオヤジ達が狼狽えていた。迷子だと心配したジジイがオヤジを向かわせようとけしかけた。「お前、行け。迷子かもしれないだろ」「え、おれ?子供泣かないかなぁ」「お前見た目がサンタさんみたいだし大 ...
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