やーこばなし

露出狂に出会ったり、カツアゲにあったり、等速で動く点Pを逆恨みしたりする話などを書いてます。

タグ:危険

友人と近所の居酒屋に飲みに行ったが、友人は大分酒が回っていた。一人暮らしの家まで送るか、友人の実家に送るか、本人に決めてもらおうと思い「今後は、どういう方針でいく御予定で?」と訊きながら友人に向かい振り向くと、いつの間にか友人の姿はなく、代わりにセーラー ...
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自室にて、満足げに目を細める猫を撫でていたところ、母に和室の掃除を頼まれた。手を止めると猫が開眼した。私の掃除は真顔で追いかけ回してくる猫を撒くところから始まった。しかし、上手くいかず和室に籠城したので、猫の圧を背に感じながら拭き掃除から開始することにし ...
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児童館用のサンタクロースの付け髭を通販で購入したら何故か立派な中東の髭が届き悩んでいたところ、友人からスーパーで変なオヤジに付き纏われていると連絡がきた。到着すると、友人は確かに不審なオヤジに常に後をつけられていた。 どうしたら良いか分からぬので、とりあ ...
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部屋が冷えてきたのでスウェットを着ようと首まで通したが、膝上に鎮座する猫が「猫も人間の衣を着る事は やぶさかではないと頑なに退かぬので、猫ごと着た。ふと、以前SNSで見かけた 服の首元から顔を覗かせる猫画像が思い出され、これを機に私もそのような愛らしい写真を撮 ...
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その日、私は祖母が注文した夏目漱石の小説「こころ」を、代わりに受け取りに書店へと足を運んだ。レジで書店員に伝えたが、何故かタイトルを誤り「夏目漱石の「命」を頂きにまいりました」と、腕に覚えのある刺客のような物言いになった。そのうえ「祖母に頼まれまして」な ...
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バイトで揚げたての天ぷらを期間限定で売る事になり、天ぷらが宙を舞う勢いで売れた。しかし、盛況の代償に客の待ち時間が長くなり、並んでいた客の一人が先頭に来るなり「おい!」と、こちらに声を荒げた。まずは挨拶をする事によって対等性を築くと良いと聞いたことがある ...
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アルバイト先のコンビニで、会議で使用する「クレーム対応」の資料を制作し10部印刷したが、見出しが「クレーム大王」になっていた。気を取り直しレジに出ると、新たにレジにクレーム一般客が現れた。大王でないクレームオヤジは「店長を今すぐに出せ」と宣った。店長など欲 ...
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電車内で酔っ払いのオヤジが悪態をついていたがバランスを崩し、通路の真ん中に立っているポールを軸に回転し突如妖艶な動きを見せつけた。しかも怒鳴っている途中でオヤジの旋回が開始されたので「あんたたちぃぃいいいっ!!」と、挑発的なスタイルで観客を煽る熟年のベテ ...
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駐車場で私は電話でバイトの先輩に怒られていた。後から現れた見知らぬヤンキーが、停めていたバイクにまたがりスマホを弄り始めたところ、私の尻が空気の循環を開始した。「ブロロロロロロロロッ」とエンジン音にも似たそれが放たれた。ヤンキーが「!?」と、こちらに顔を ...
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気がついたら怪しいセミナーに参加していた。始まるまで少々心細かったのでイヤホンを装着し手提げの中でYouTubeを隠し見ていた。しかし電波が悪く私の心の拠り所は止まった。セミナーが開始され、机の上に謎の石のようなものが一人一つずつ配られた。「これは波動の石です。 ...
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友人との待ち合わせ場所へ向かう道中、ナンパにあったかと思ったら恫喝だった。私は己をナンパする奇怪な人間が現れたと思い込み動揺し、「えぇぃやぁ〜」などと終始薄ら笑いを浮かべ、私の腕を掴んでいる相手の手も失礼のないように退かそうと試みた結果、撫で回した。余程 ...
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学生の頃、発明好きな友人に「歩ける寝袋を自作したので試用してほしい」と託された。丁度、和室に冷房がかかっていたので昼寝がてら着用してみたところ、手が出せぬ仕様であり、何らかのサナギに人面と足が生えているような不気味なシルエットになった。しかも、寝袋に施さ ...
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アルバイト先の個人経営のコンビニで、レジの壁に店長達の顔写真を貼り出る事になったので印刷したところ、コピー機から巨大化した店長が排出された。用紙サイズを間違えたのだ。壁に貼り付けたところ、店長のインパクトがデカすぎて中国の偉い人の肖像画ような雰囲気が出た ...
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子供の頃、外で犬と遊んでいたところ、祖母が手作りしてくれた手提げ袋が消えている事に気が付いた。交番へ行くと、新人らしき若い警官と貫禄のあるベテラン警官が対応してくれた。「祖母の手作りで、白い生地に花の刺繍が入っており、表面には糸で編まれた立体的な花も散り ...
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地域の小規模な夏祭りに、バイト先のコンビニの出店でレインボーたこ焼き出すことになったが何故か全て緑色になった。小学校にある謎の池から作った具合いの悪いマリモのようであった。店の看板と張り切って衣装を選んだ店長だけがレインボーであった。無駄に虹色の店長と血 ...
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6:30朝、目覚めると声がアンパンマンのカバオに酷似していた。8:00喉にカバオを抱えながら登校。少しでも緩和させる為、母に水筒に白湯を入れて貰う。8:30学校にて、トイレでカバオのチェックを行う。「アンパンマァン……」個室から「え……」と声がした。9:00国語の授業の ...
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スポーツ帰りに酒を嗜み赤ら顔で電車に乗っていると、空き缶が足元に転がってきたので、ホームで捨てようと足元にキープしていた。しかし、寝てしまい、騒がしさに目を覚ますと乗客が何人か困った顔をして一点を意識していた。缶が転がってしまったと瞬時に察知し急いで「あ ...
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電車に方向感覚を失った蝉が乗車してきた。驚いたサラリーマンが私にぶつかり、私は通路の真ん中に立っている手すりに捕まり転倒を免れた。サラリーマンが謝罪しようとこちらに声を掛けた瞬間、私の背中のチャックが盛大に裂けた。蝉の羽化の実写化を見せつけてしまった。サ ...
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【プールで事故にあった話】友人が気になる男性をプールに誘いたいが二人で行くには心細いとの事​で、何故か私まで連れて行かれる事となった。ウォータースライダーをすることになり先に二人を出発させ、私は邪魔をせぬよう順番を数人に譲ったのち滑り出した。快調に滑って ...
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【悲壮日記】一人でトイレに行って危なかった話八月⚪︎日(金)外出中、トイレに行きたくなったが何処も混雑していた為、競歩で自宅へと進んでいた。家まであともう少しという所で男が女性に絡んでいる現場が視界に入った。膀胱の諸事情も私の精神も末期である。しかし、見 ...
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