やーこばなし

露出狂に出会ったり、カツアゲにあったり、等速で動く点Pを逆恨みしたりする話などを書いてます。

タグ:犬

子供の頃、外で犬と遊んでいたところ、祖母が手作りしてくれた手提げ袋が消えている事に気が付いた。交番へ行くと、新人らしき若い警官と貫禄のあるベテラン警官が対応してくれた。「祖母の手作りで、白い生地に花の刺繍が入っており、表面には糸で編まれた立体的な花も散り ...
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【令和ジジイ合戦わんぽこ】近所の犬のペスと同程度に近隣で立ちションをしていくジジイがいた。特に我が家の塀はペスよりもジジイの方が縄張りを主張していた。注意しても改善されずジジイ避けでも仕込もうかと思っていたところ、ジジイの家が何者かによって立ちションされ ...
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薄手の布団を干すことにした。初夏の風が気持ち良く、私はその風に乗じて布団に付着した愛猫の天然ファーを世に放った。ついでにと思い父の汗を長年吸い続けている毛布も干してやった。両手で持ち風に泳がせてたところ、手元を離れ飛んでいった。そして、父の汗染み毛布が近 ...
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【暴走するパグに轢かれた話】道を歩いていたら暴走するパグ犬に轢かれた。見事に足元を掬われ、夕空の下、大衆の面前でインドの呪いのような動きが披露された。放っておく訳にもいかぬので暴走パグを片手にそのままアルバイト先に出勤した。出勤日じゃなかった。ただパグを ...
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【警察を名乗る者に声をかけられ危なかった話】バイトの休憩中、店の裏庭で休んでいたところ塀の向こうで近所のオヤジ達が口論を始め、犬の散歩中の青年が仲裁に入った結果、犬までもが口論に参加し始めた。僭越ながら、塀の陰から私も犬の鳴き声で参加した。割とバレぬ事に ...
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地面を切り崩した短い階段と、その横に小さな“お社”のある人一人がぎりぎりにすれ違う事が出来るか否かの狭い小道がある。たまに人と相対し、道の譲り合いにより小さな会話が発生する。階段途中のお社に毎回綺麗な礼をし、こちらにも気持ちの良い挨拶をしてくれるサラリー ...
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アルバイト先の敷地内に犬の糞がよく放置されるようになった為、注意喚起の張り紙を作ったが「飼い主さんへ  糞め持って帰ってください」と、飼い主をクソ呼ばわりする好戦的な張り紙となった。誤字変換の悲劇である。「を」と「め」を間違えただけでこんなにも喧嘩腰にな ...
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